2026年8月18日
夏から秋にかけて、公園や屋外で過ごす機会が増える季節ですね。 実はこの時期、ニュースなどでもたびたび話題になる「ヒアリ」への注意が必要です。
ヒアリってどんなアリ?
ヒアリは南米原産の外来種で、体長は2.5〜6mmほどの小さな赤茶色のアリです。 極めて攻撃性が強く、お尻にある毒針で刺してきます。
ヒアリの主な特徴
色:体全体はツヤのある赤茶色 (お腹の部分はやや暗い色)
大きさ:同じ巣の中でも大小バラバラ (2.5〜6mm程度)
⚠️ 見つけても絶対につつかないでください! ヒアリやその巣を見つけても、手で触ったり踏んだりせず、静かに離れましょう。
刺されたときの症状
ヒアリの毒には、激しい痛みや腫れを引き起こす成分のほか、ハチ毒と共通する成分が含まれています。そのため、過去にハチに刺されてアレルギーが出たことがある方は特に注意が必要です。
刺された瞬間:熱いと感じるような激しい激痛 (やけどのような痛み)が走ります。
翌日頃:刺された場所が赤く肿れ、中央に膿がたまったような小さな水疱ができます。
アレルギー反応 (数分〜20分程度):じんましん:刺された場所だけでなく、全身にかゆみや発疹が広がることがあります。
重症化 (アナフィラキシーショック):刺されてから20〜30分以内に、以下のような症状が出た場合は命に関わる緊急事態です。
・息苦しさ、声がれ
・激しい動悸やめまい
・腹痛、意識が遠のく
もしヒアリに刺されてしまったら?
刺された直後の応急処置
まずは安静に:刺されてから20〜30分程度は安静にし、誰かと一緒に様子を見てください。
冷やす:刺された部位を冷たいタオルや保冷剤で冷やすと、痛みやかゆみが和らぎます。
医療機関の受診について
軽度の場合 (痛みや局所の腫れのみ):皮膚症状が気になる場合は、当院などの医療機関をご受診ください。
じんましんや体調不良が出た場合:すぐに医療機関を受診してください。
息苦しさ・めまい・意識障害などがある場合:強いアレルギー反応 (アナフィラキシーショック)の可能性が高いため、ためらわずに119番で救急車を呼んでください。
ヒアリはおそれすぎず、正しく知って対策することが大切です。 屋外で遊んだり作業をしたりする際は、足元に気をつけながら楽しみましょう!
大阪市西区九条 いずみ内科
泉 諒太