2026年5月29日

花鳥もみなゆきかひてぬばたまの夜の間に今日の夏は来にけり 紀貫之
気温も高くなり、すっかり春が終わったような気候が続いていますが、スギ花粉のピークも過ぎてホッとしている方も多いのではないでしょうか?今年もなんとか乗り切ったけれど来年のことを考えると春が来るのが憂鬱だ、春だけじゃなくて秋にも鼻がムズムズする、そんな方には舌下免疫療法をおすすめします。
舌下免疫療法とは、アレルギーの原因物質 (アレルゲン)をあえて少量ずつ体内に取り入れることで、体を慣らし、症状を出にくくしていく治療法です。
その場の症状をとにかく抑えることを目的とした飲み薬や点鼻薬などの治療と違って、アレルギーの原因に直接アプローチし、体質を変えられる可能性がある根本治療で、発生源対策、飛散対策とともに政府の花粉症対策の重要な3本柱の一つの中に位置づけられています。
https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/kafunnsyou/
自宅で服用可能で、同じく免疫療法の注射 (皮下免疫療法)のように頻回な通院は必要ではない、などのメリットはありますが、花粉飛散期には開始できない、長期 (2年程度)にわたって毎日の治療継続が必要で、服用前後2時間は激しい運動・入浴・飲酒を避ける、などの注意事項もありますので、「今年こそ本気で花粉症を改善したい」 「なるべく薬を減らしたい」 という方は、ぜひ一度ご相談ください。
また、通年性のダニアレルギーについても、舌下免疫療法が行えます。
いずれも正確な診断が第一歩ですので、気になる方はお気軽にお尋ねください。